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「音と私」

 私は、子供の頃から音楽は苦手だった。国語も苦手、高校では赤点すれすれだった。英語なんか、中学校の時に、棒で尻を何度も叩かれた。大学でも「もう読まなくて良いです!」と講師に言われた。これは今考えると、トラウマではないだろうか?。トラウマから来るPTSDの患者さんを最近は多く見かける。


私は、マリアンナの前に別な大学に行っていた。そこの英語の教授に「坂本は、ぼけてるからもうどうでも良い!」と、またもやトラウマ・・・・。そこの大学で、たまたま、ドイツ語を取っていた。その講師は「講義に出なくても良いから勉強しろ、試験は頑張ったものが伝わればいい。最終講義の後に記念写真を撮るからこれには出てこい。できるだけ目立つ格好をしたら単位はやる。パンツ一丁でも良い」と親しみをこめて話をしていたのを思い出す。その講師は、今考えると、もの凄く良いドイツ語の発音をしていたと思い出す。


 マリアンナの神経精神科の医局に入った。そこは認知症の大御所の長谷川和夫教授を筆頭に英語での抄読会、学会発表など全て英語で行われ、とても恥をかいた。いくら英語を頑張っても、底辺だ、と。


 奨学金の返済もあり、関連病院に出向した。英語の抄読会の義務から解放された。しかし、これでいいのだろうかと思っていた。そこで、思い切ってドイツ語を始めようと思った。マリアンナのドイツ語教授から、私が教養課程時代、底辺でギリであったにもかかわらず、暖かくしていただいたのを思いだした。
英語で負けるならドイツ語を極めようと思い、大学の坂本先生を訪ねた。先生は、今はドイツ語は確かに医学から離れているけど、ドイツ語は論理的思考を養う。ドイツ人達がノーベル賞をたくさん確保できるには、その言葉が論理的だからなんだ、と仰り、私の背中を押して下さった。今では、ドイツ語から日本語変換をせず、ドイツ語脳が完成するようになった。(まるで神経心理のようです)。ドイツ精神・精神療法・神経科学会(DGPPN)の認定精神科医師も取得できた。


 題名を忘れたが、ある本を読んだ。フランスで絵画美術が発展したのは、その広大な土地と風景によるものだ。ドイツで音楽が発展したのは、訳がある。アルプスから北海まで森が続いてその間は何も見えない。リスがアルプスから海まで森の木の地面に降りないで行けるほど森の国である。その中で人々はどう暮らしたか?狩猟をするにも動物が見えない。人々は生きるためにどうしたか?耳を澄まし動物の音を探り、見えない遠くの仲間に声を届かせなかればならない。そこで、聴覚と声が発達していった。ドイツ人の発音の喉から出る響く声はそこから来るらしい。だから、ドイツは音楽が栄えた、と書かれてあった。


 私は、音楽を演奏するのはできないが、聞くのは好きである。私の耳は、演奏でもちょっとした息継ぎの音にも感動するくらいの敏感な耳のようだ。余談だが、このためオーディオにも凝ってしまった。
ドイツ語の発音に感動するのも、どうやら私の耳にドイツ語が合っていたのだろう。音楽と供に。綺麗な発音をするドイツ女性には色気を感じる。ドキッ!


 最近は、ドイツのPop Musikをよく聞く。die Prinzen, Blumfeldは、お気に入りのグループである。綺麗な音楽とドイツ語に「共感する」。摂食障害の患者さんに対する対人関係療法での「共感する」と同じように。今は、英語のトラウマから抜け出し、逆に摂食障害やPTSDの患者さんに対して自尊心をもたらせ、患者さんのトラウマから抜け出す対人関係療法を日々行っている。


 最後に、いつのまにか、話題がずれて、対人関係療法の話になってしまいました。


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メンタルクリニックエルデ 精神科・心療内科 坂本 誠
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Author:エルデ
神奈川県川崎市中原区武蔵小杉にある、メンタルクリニックエルデです。うつやパニック障害に悩む方、ひとりで悩まず、専門医に相談しましょう

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